あじさいの挿し木を成功させるために重要な12のポイント
大好きな紫陽花「隅田の花火」がもっと欲しい!
来年は私のベランダをこの紫陽花でいっぱいにしたいと思っています。
とは言っても「隅田の花火」はどの園芸店でも販売している品種ではないし、
あったとしてもちょっと値段は高めです。
なので、私が今年地元のナーセリーで購入した鉢から挿し木で増やしたいと思います。
それで、今回は紫陽花を挿し木で増やす方法を
Google検索やYouTube動画で時間をかけてあれこれリサーチした結果、
わかった重要なポイント、次回の挿し木のために覚えておきたいことをまとめてみました。
- 挿し木に適しているのは梅雨時、6〜7月
- 脇芽が付いている箇所が2節続いている部分を探す
- その葉っぱの1cmほど上の部分で茎にハサミを入れる
- 葉っぱは挿し穂が光合成をするために不可欠
- 葉っぱは2枚残し、大きなものは半分ほど切り落とす
- 土に埋める側の茎は斜めに切って1時間ほど水につけておく
- 土は肥料分がなく保水力の高い小粒の鹿沼土が最良(培養土はダメ)
- 挿し木をする前に、鉢に入れた鹿沼土(赤玉土も可)をよく湿らせておく
- 下の節のあたりから発根するので、その部分をしっかり埋める
- ルートンのような発根促進剤を切り口につけると発根量が増す
- 風通しのいい明るい日陰に1ヶ月ほどおく
- 鉢上げまで、水切れを起こさないように水やりをする
発根したらいつまでも肥料分のない鹿沼土にほったらかしにしないで、
その後の成長を促進する培養土を入れた植木鉢に鉢上げするのですが、
その鉢には、根はりをよくするデザインがあります。
根張り鉢のしくみ
ふつうの鉢には、水はけのための穴は鉢底の中央ににひとつあるだけです。
まだ根が生え揃っていない苗がそういう鉢に植え付けられると
根っこはその穴に向かって下へ下へと伸びて行くんだそうです。
この鉢は水はけのためのスリットが鉢底全体に6箇所もあるので、
植え付けた苗の根がそれぞれのスリットを目指して土全体に伸びていき、
培養土に含まれる栄養を効率よく吸収できるのだそうです。
この鉢は根を鉢全体に張らせることを目的としている薄いプラスチックのポット。
しっかり根が張った暁には、また別の鉢に植え替えるといいようです。
さて、こうして「隅田の花火」を挿し木してから、
そろそろ3週間が経とうとしています。
ハイポネックスの緩効性肥料(マグァンプK)の入った培養土も用意しました。
鉢上げするときには、挿し木の成果、根張りの様子が観察できるので楽しみです。
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