みどりこブログ

シニアガール&日々の暮らし+思い

初めて東洋医学、和漢薬のお世話になりました

 

寄るのは年波だけじゃない

今年の春、3月のある朝、口の中に突然の違和感を覚えました。

口の粘膜が歯に張りついて、いつものように口を開けることができないのです。

「な、なにコレ!?」

舌先で頬の内側を舐め回すようにして、ようやく普通の状態に…。

ものすごく乾燥している。

喉が乾くというより、口が乾燥している。

舌の感覚もおかしい。

うがいをすると舌がヒリヒリする。

 

寄ってくる突然の異変

まず、頭に浮かんだのは、「何らかの内臓疾患の症状?」

次に思い当たったのは、「昨日の歯のクリーニングで使われた研磨剤か何かに対するアレルギー症状?」

この今まで経験したことのない異変に、対処の仕方が全くわかりませんでした。

 

帯状疱疹や膀胱炎などなら今ではすぐに分かります。

でも、この奇妙な口腔内の違和感に関しては全く心当たりがありません。

 

各診療科目クリニックを回る

最初の2週間ほど待てど暮らせど、症状は改善せず。

それでまず、歯の定期クリーニングをしてもらった歯科医に問い合わせると、

「そんなはずはありません。」

次に、かかりつけの皮膚科に診てもらって、副腎皮質ホルモン軟膏や抗アレルギーの飲み薬、アトピー性皮膚炎の薬などいろいろ出してもらったけれど、ほぼ効果なし。

で、内科の異常のサインかと内科医にも聞いてみたけれど、あっさり「わかりません。大学病院に紹介状書きます」。

さらに、口腔外科のクリニックに相談してみたけれど、ここでも「飲んでいる薬とか、全部ストップしてみてください。」だけ。

薬らしいものは何も飲んでいないので、結局大学病院送りに。

 

大学病院にお世話になる

富山大学附属病院にお世話になるのはこれで2度目。

一般のクリニックでは対処できないと言われた患者さんでいつもパンパン。

会計時はカウンターの前には大きな待合スペースがあり、自分の番が来るまでいつも長い時間待たされます。

 

さて、最初は口腔外科の専門医の先生を受診。

この奇妙な違和感についてとても親身に話を聞いてくださったのですが、できることは対処療法だけで、根治には結びつかず、和漢送り。

 

F先生、ありがとうございました!

 

富山大学附属病院は薬都富山の大学病院だけあって、西洋医学と共に東洋医学も充実しています。(と聞きました。)

和漢を受診しました

和漢では体の組成調査に始まり、体の様子について用紙何枚ものアンケートに答えるところからスタートしました。

舌の写真も撮られました。

さらに問診担当の若い先生に、お風呂に入ったら症状は良くなるかとか、夜はトイレに起きますかとかいろいろなことを聞かれました。

そして、ついに専門医の先生とお話し。

 

先生のデスクにあるコンピューターのスクリーンには、ぎっしりと文字が。

そこから私の症状の原因を読み解こうと必死に読み進める先生、ご苦労様です!

まずは、これから試してみましょうと出して下さったのが、漢方薬の六味丸

 

症状は改善しています

朝昼晩と食前にこの六味丸をお湯に溶いて飲むこと、これで約1ヶ月ほど。

お陰様で、じんわりと症状は改善に向かっています。

機能低下していた舌もほぼ元通りになりました。

口腔内の不快な症状は約6割ほど解消しました。

なので、8月中旬の再診までずっと飲み続けます。

できるものなら、いつもの健康な状態まで回復したいです!